石油ストーブのあたたかさ
今年は我が家で石油ストーブを買いました。
震災があって電気が使えなくなった時に活躍した石油ストーブ。うちにも一台あればよかった、という強い思いから早々と6月ころに購入し、使うのを待っていました。
昔はよく使っていた石油ストーブですが、ファンヒーターやエアコンが台頭してきたことによって、使う機会が減って行きました。
火事が起きやすかったり、小さい子供がいる家では危なかったりするという理由もあるでしょう。
うちも小さな子供がいるので、石油ストーブのまわりにはガードをし、「絶対に触ってはいけません」ときつく言い聞かせています。
石油ストーブの利点は、なんといってもお湯が沸かせたり、鍋をかけておけたりすることでしょう。
ストーブでありながら立派な調理器具でもあります。
ストーブの上にアルミホイルに包んださつまいもを焼くと、熱々でとっても甘くなります。
部屋はやきいもの香ばしい匂いに包まれ、なんとも言えない幸せな気分になります。
また、いもだけでなく、スルメやお餅などを焼くのもいいでしょう。
フライパンなどで焼くよりも数段美味しくなります。
石油ストーブで焼いたり煮たりしたものはどうしてこんなにも美味しく感じるのか、長年の不思議でもあります。
じっくりと加熱されることによって旨みや甘みが引き出されるのでしょうか。
子供の頃は家に必ず石油ストーブがあって、そこでやはり芋を焼いたりスルメを炙ったりしていました。
懐かしさの象徴でもあります。
あの頃はモノがなくても豊かだったなあ、なんて、赤赤と燃えるストーブを見ながら少しノスタルジーに浸ったりもします。
石油さえあれば電気がなくても暖を取ることができますし、いざという時には調理もできる優れものの暖房器具。
もちろん火事には十分に気を付けなければなりませんが、一台あればとても便利ですし、いざという時に役立ちます。
電気代がかからないのもいいですし、一台でも部屋の中は意外と暖かくなるものです。
温風などではない、石油ストーブのやさしいあたたかさは、人の心を癒してくれるものでもあるでしょう。
